「卒論の続き」

一生青春。 架空的計画(visionary scheme)の目標は世界の法則(The Law of the World)を見つけること。

未来を開くカギは、意外にあたりまえで単純なことのなかにある

 うまくいっているように見える人とうまくいっていないように見える人がいる。

 本当のところはその本人にしかわからないが、うまくいっている人はあたりまえで単純なことを意識的にか、無意識的にか知っているのかもしれない。そんなことを少し考えてみた。

 

万有引力の法則

りんごが木から落ちるのを見て、ニュートン万有引力の法則を発見した(らしい)

 

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万有引力(ばんゆういんりょく、英語: universal gravitation)または万有引力の法則(ばんゆういんりょくのほうそく、英語: law of universal gravitation)とは、「地上において質点(物体)が地球に引き寄せられるだけではなく、この宇宙においてはどこでも全ての質点(物体)は互いに gravitation(=引き寄せる作用、引力重力)を及ぼしあっている」とする考え方、概念法則のことである。 

 

 すべてのものは引き寄せあう。

 

 すべてに引き寄せる作用があるならば、自分の感情や思考、行動もその対象になっていいはずだ。(・・・とニュートンが考えていたかは知らない。)

 

 

Attention Please! 何に注意を与えているか?

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 自分の思考は今、何に注意を注いでいるのか。

 

 意識的にであれ、無意識にであれ、注意をむけたものが思考の中心となる。それが思考の枠組みをつくる。その注意から生み出される思考は大抵の場合、過去か、未来の妄想である。

 

 「今ここにあること」の大事さに気づいた人は、自分の思考に注意を払うことでパフォーマンスを引き出すことを可能にする。

 

 さらにもう一段シンプルに考えてみたい。

 

ネガティブに考え、取り組む人はネガティブな事象を引き寄せる

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 ネガティブに考えることがすべて悪いわけではない。ネガティブに考えられるということはそれだけ、ディティールのイメージが頭に浮かんでいるということでもある。

 一方、前提や制約という枠組みの中で、より大きい可能性を見失うこともある。見る範囲が限定的になってしまい、本当に何がしたいのか本質を見失っていることも多い。

 結果としてネガティブというフィルターを通して収集した情報を元に、限られた範囲で未来を想定することが多くなる。

 

 ポジティブに考え、取り組む人はポジティブな事象を引き寄せる

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 これは無理にポジティブになれというメッセージではない。そうやって体調を崩してしまう人もいる。

 理屈としては、ポジティブに考え、取り組める人はポジティブな事象に注意や思考を向ける。そうすることにより、ポジティブなメッセージにより気付きやすくなったり、考えやすくなったりするということだ。

 

結局は自分のココロのあり方、持ち方次第

 何を考えるのも、何をするのも究極自分の意志ひとつ。

 

 自分の「意志の持ち方」は、他の誰にも決められるものではない。自分を自分の考え方で縛りつけるという自由さえも、人には与えられている。誰かが言った、とか言われたからという他責思考的な考えも、結局自分で勝手に思い込んでいるだけである。

 

 注意のむけ方は訓練次第で、自分の意志でコントロールできるようになる。自分の思考、感情、それ生み出す思い込みの体系(信念や観念といったもの)にいつも十分な注意を払う。そして自分が向けたい方向に意志を持って注意を向け続ける。

 最終的に、自分が注意を与え続けたものを、結果として受け取る。

 

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 突き詰めれば、「そう考えるから、そうなる」

 

 未来を開くカギは、意外にあたりまえで単純なことのなかにある。

 

おしまい