「卒論の続き」

一生青春。 架空的計画(visionary scheme)の目標は世界の法則(The Law of the World)を見つけること。

自在力 わが家でもやってみた

「自在力」との出会い

この本は前職のメンバー ゼウスくん()に教えてもらった。(名著のご紹介ありがとうございます!)ゼウスくん()は親からこの本を紹介されたらしい。早速Amazonで購入してみた。

 

本の帯には、

渡部昇一氏も感嘆! 塩谷先生は、96歳にして年々若くなっているらしい。本書は、人生の積極的かつ自由闊達に生きる秘宝を示した書である」とのコピーがある。出版社の売り込みとわかっていながら渡部昇一氏の本、思想については学生時代からずっと触れてきたのでこのコピーから、「自在力」の内容についての期待が上がる。

 

「自在力」塩谷信男 サンマーク出版

 

 目次

 プロローグ 九十を過ぎて天命を知る

 第1章 人生万事うまくいく妙法がある

 第2章 宇宙無限力を人生に活かす

 第3章 呼吸法で全身細胞がよみがえる

 第4章 見えざる世界の実在を知る

 第5章 大動乱の時代をどう生きぬくか

 付章  正心調息法と大断言

 

この本のテーマは正心調息方と大断言という方法論。正心調息法は正心と調息のふたつの面からなっている。「正心」は心の正しい使い方のこと、調息は、特殊な腹式呼吸のやり方。これに「大断言」と呼ばれる塩谷先生の独自思想が加わる。大断言とは、博士が守護霊の方から教えていただいた、平和を祈念するパワー溢れる言霊らしい。

※ 塩谷博士の正心調息法や大断言については、「正心調息法」でググるといろいろ出てきます。

 

 

わかりやすい「正心」

調息法、大断言は本書にゆだねるとして、私が気になったのは「正心」という考え方。とてもシンプルでわかりやすい3つのメッセージだが、生きにくい世の中をより積極的かつ気持ち良く生きていくのにとても分かりやすい概念なので是非ご紹介したい。

正心は「前向き、感謝、愚痴らない」の3つの考え方でできている。自分の解釈と本文からのサマリーで解説したい。

  

物事を全て前向きに考える

自分の理解:「常にポジティブな選択を行う、反省するが後悔しない」

 

普段から心を積極的、前向きに保つ。二者択一の場合は積極性のある方を選択する。失敗に終わっても、けっして悔いず、次への教訓を見つけるよう努める。

 

"自分に与えられた条件、目の前にひらけた状況に対して常に肯定的、積極的なとらえ方をする。物事には必ず二面性があって、例えば病気をしたことで人のやさしさに気づいたり、他人の親切のありがたさが本当に理解できたりするプラス面もある。どんなマイナス状況や経験でも、自分にとってよいほうへ展開するのだと肯定的に考えることが大切。どちらを選ぼうかと二者択一に迫られた場合は、かならず積極策を選択すること。それによって行動も積極的になり、成功する確率は高くなる。たとえ失敗したときでも、そこから教訓を得るなど将来への種子を獲得することができる。「反省しても後悔はしない」姿勢が大切。"

 

 

感謝の心を忘れない

自分の理解:「すべてにポジティブな面を見つけ、受け容れ、感謝する」

 

周囲のことにすべて感謝する心をもつ。この心がけをもっていると、身の回りには感謝するべきことがたくさんあることに気づく。はじめはさほどに思わないことでも、感謝の癖がつくと「ああ、ありがたいな」と心から感謝できるようになる。

 

"心というのは波動であり、こちらが発している波長に見合った出来事が人間には起こ。よい波長を出している人にはよいことが起こるのです。したがって、いつも感謝の念を心にもっていると、感謝せざるをえないことが次々と生起する。わたしたちはけっして自分の力だけで生きているのではない。家族や周囲の人の助けや好意、自然からの恩恵、そして目には見えない宇宙の無限力の営みと叡知――それらによってわたしたちは「生かされている」。したがって、私たちの生が維持されていること自体に感謝する必要があ"

 

 

愚痴をこぼさない

自分の理解:「自ら発するマイナスに注意し、引き寄せない、増幅させない」

 

世の中には、自分にとってムダなことはない。損になることでも、害になることでも、苦しまされることでも、じっくり見つめて考えると、そこからはかならず得られるもの、学ぶべきこと、ためになること、参考になることがある。人生にむだはない。

 

"愚痴をこぼせば、そこにまつわる否定的な感情や負性の心のありようが波動となって発せられ、結局、次も愚痴をこぼしたくなるような事態を招いてしまうことになる。ああ困った、いやだなあ、できっこない、ムダだ、苦しい、面倒くさい‥‥こういう感情が困ったことやいやなこと、苦しいこと、面倒くさいことを呼び寄せる。悲しいから涙を流す。わたしたちは簡単にそう思いこんでいますが、これは実は逆の面が強い。つまり、悲しいから泣くのでなく、泣くから悲しくなる。人から腹の立つことをいわれたときに、黙って受け流せばなんということもないのに、ひと言「なにを!」と買い言葉を発してしまうと、怒りの火に油を注ぐ結果になる。愚痴を避ける、愚痴を抑える心がけを日常の中で行なうことが肝心。"

 

 

さっそくわが家でもやってみた。

自在力や、正心調息法、大断言でググるとスピリチュアル系の独自運営サイトやブログで取り上げられているものを多く見つける。少し興味深かったのが親が子にこの本を進めているスレッドを幾つか見つけたこと。

 

というわけでさっそくわが家でもやってみた。

愚痴をこぼさないというのが少し子供には難しいので「文句を言わない」に変えてみた。とにかく「前向き」、「感謝する」、「文句を言わない」という3つを徹底するのはわかりやすい。

 

 

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自分でも「前向き」、「感謝」、「文句に注意」を徹底していきたいと思った「自在力」でした!

 

ゼウスくん(仮)ありがとう!(合掌)