「卒論の続き」

一生青春。 架空的計画(visionary scheme)の目標は世界の法則(The Law of the World)を見つけること。

脳と感情(日経記事より)

脳と感情については切っても切り離せないテーマ。

わかりやすい記事を見つけたので自分の頭の整理用にサマってみた。

 

感情とは、扁桃体が下した評価を体に伝えるメッセージ

  • 感情には、ものごとを「評価する」という機能がある

  • 好ましい対象には好意的な感情、好ましくない対象には不快な感情が発生し、それによってその後の行動が変化する。

  • 感情を作り出す中心的な働きをするのが、「扁桃体

 

扁桃体扁桃体

  • 脳の中で、感情の形成に関わる部位で、一番重要なのは“扁桃体

  • 何かを見聞きしたとき、生存に関わる重大なものかを一瞬のうちに評価する

  • 扁桃体の反応は、スピード優先

  • 考えても決められないときは、感情に任せると扁桃体が判断をしてくれる

 

前頭前野(ぜんとうぜんや)

  • 扁桃体の興奮を抑えるのは、前頭前野(ぜんとうぜんや)の働き

  • 前頭前野は、脳の前方に広がる領域で、理性や論理的思考を行う場所

  • ここが扁桃体にブレーキをかける。

 

瞑想

  • 瞑想は、自動制御能のトレーニング

  • 脳科学的にいうと、前頭前野の働きを高める作用がある。

  • 前頭前野が元気になれば、扁桃体が抑えられ無駄な興奮が減り、心が鎮まっていく

  • 自動制御能を下げてしまう要因の代表例は、ストレス

  • 頭が疲労困憊すると、感情も暴走しがち

 

元記事はこちら。

感情はどこから? 実は生存をかけて脳が下した判断 :日本経済新聞

 

SFとリアル(テクノロジー)の融合(表情解析、感情解析)

80年代前半、世の中はYMOをはじめとしたテクノポップが流れ、バブル前夜といった比較的明るい時代。ちょっと世の中を斜め読みしたサブカルチャーがはやりのころ。

 

もともとのきっかけは小学校の図書館だったろうか?

物心ついたときからSFが好きだった。友人が江戸川乱歩シリーズを読破することがはやっていたが、現実にありそうなトリックより、まったく実現めどが立たないSFの世界がすきだった。銀河鉄道999や、ドラえもんの影響も大きいかも。

 

アシモフをはじめとしたSF全集を読みまくった。

 

そんな時代の映画「ブレードランナー」。
そこに登場した機械を現実的に作り出せる世の中になってきた。

 

empathy1.JPG
デッカード(ハリソン・フォード)が「フォークト・カンプフ」を使用 「Daily Mail」より


フォークト・カンプフ法とは - はてなキーワード

 

 

感情解析の技術、表情解析 

感情解析で最もメジャーなものは表情解析だろう。
ポール・エクマンが考案した表情を分類するためのFACS(Facial Action Coding System、顔動作記述システム)が有名だ。

 

ポール・エクマン - Wikipedia

  

 

エクマンはアメリカの心理学者である。アメリカは心理学研究もとても熱心な国である。ところが、2009年にオムロン社が開発したスマイルスキャンは米タイム誌の「最低の発明」に選出。その後MITで表情感情解析の研究が活性化する。

 

これについては以前のブログでもチラと取り上げた。

オムロン「スマイルスキャン」、米タイム誌による「最低の発明」に選出! - ホコホコNews

 

この感情検知の領域は巨大な未開拓のマーケットがあると言われている。

7兆円市場へ進出!? 人の感情を検知するアルゴリズムが登場 - IT、IT製品の情報なら【キーマンズネット】

 

感情解析の技術はまだまだ始まったばかりだが、今後急速に伸びる技術だと考えている。例えて言うなら、Windows95がでてくる前のようなマーケット。InternetやIT技術はそれからの20年でどれだけの世界を変えたかわからない。もちろん人の反応は感情解析がすべてではないが、大きなファクターであることは間違いない。

 

まだまだ拙いアプリだけど手軽に表情や音声解析を体験してみるなら・・・

 

いよいよ人間の心がシステムによって測定、解析される時代が到来した。

行き着く先は、宗教か、科学か?

 

20年にわたる試行錯誤のすえ、いよいよ卒論の続きの核心部に突入してきた。

 

感情がわかると何がかわるのか?

 

今後このブログで考察を深めていきたい。

 

 

 

「感情×IT」の世界へ

卒業、そして新境地へ

 更新を中断していた間、10年以上勤務した総合人材サービス会社を「卒業」した。在職中長期にわたり直属の上司であった所属会社の社長にもこのタイミングで新たなチャレンジをしたいとお願いし、きわめて前向きに卒業した。

 前職では社会人前半での経験(新規事業立上げとITコンサルの経験)を元に、ビジネスパーソンとしてたくさんの経験をさせていただいた。組織・業務BPRをはじめとしたコンサルティングサービスの立上げを5年強、リーマンショックからの事業企画部門の運営と事業推進を4年強、最後はサービスインテグレーションをミッションとした新規事業の立上げを1年。お客様のフロントエンドからバックオフィス、そして新規事業の立上げまで、また1プレーヤーから50人を超えるマネジメントまで、自分が就職活動のときにやりたい、やろう、やるべしと考えていたほぼすべての仕事メニューをやった感が持てた。そういう意味では、財産とか、地位では計れない、やりたいと思っていた「活動」をやりきった確信は持てている。それが卒業のシグナルであった。

 

 とはいえ、人としての道は生きているかぎり続くもの。はたらく上でも明確なテーマが必要だ。これ以降は、より本質的な「人」と「世界」の関係に着眼したテーマを掘り下げ、さらなる人生の高みにチャレンジしたいと考えている。

 

次の仕事のミッションは「感情× IT」

 iPhone6の発売で熱い中、本日(2014年9月20日)ソフトバンク社からPepperというロボットのイベントが開催される。このPepper君の売りの一つが「感情」を理解する機能があるというもの。「感情」はビジネスの局面ではメンタルヘルスの観点やサービス業での「感情労働」というワードで語られることの多かったテーマであるが、今後はビジネスの場面での積極的な感情解析、言い換えれば「気持ちの測る化」について語られるシーンも増えてきそうだ。

 

 感情測定や解析の技術は、ここ2−3年、MITや先進的な企業で技術革新が進んできた。2009年に発表されたオムロン社のスマイルスキャンという製品は、その年のTIME紙のワースト発明に選ばれたが、同時期にMIT等で表情解析の技術研究に注力し始めているのは興味深い。

 

 感情表現は、表情、音声、バイタルサイン等で検出されるデータを元に解析されるが、今後はよりトラッキングの精度が高くなってくる。これまでは精度(それはどの程度正しいデータなのか)が問題視されていたが、精度の問題がクリアするにつれ、利用方法(教育、介護、接客、etc.での具体的な使われ方)について議論が高まっていくと考えている。

 

ビジネスのあり方は変わってきた

 本当の意味で、もう従来の物質レベル必需品は先進国では満たされた感がある。これまでの「モノ」起点のビジネスを強みとして商売をしていた業態が、「コト(サービス)」に参入し、これまでと違う強みを磨くという事象も見られるようになってきた。

 

 また、今までのやり方にしばられない方法で、思考を柔軟にした結果、既存ビジネスのスコトーマ(盲点)を見事に指摘し、ビジネスモデルを根底から覆すような業態の例も出始めている。

 

 こうした動きの中で共通して見えつつあるものは、前提なき自由な発想や判断ができる人が、次の時代の事業やサービスを生み出すということ。当たり前のことと思われるかもしれないが、そういう発想ができる人は、重要な局面においてはきわめて冷静に、感情に振り回されることなく思考と判断ができている方々だと考える。もともとの性格もあるのかもしれないが、経営者の多くの方々は訓練によってこれを成し遂げているのだろう。

 

 禅のごとく「イマココ」に集中した生き方をもっともっと極めたい。

それは必要だからそこにある。流されず向き合って考える。

 

「考え方がなぜ大事か」第4回。

 

 前回は「大義」がなぜ大事かについて持論をぶちまけた。では具体的にどうすればいいのか。それについて若干雑な感じではあるが骨太なところを書いてみたい。

 

 まずリーダーがたたき台の方向性を示し、たたき台を元にチームで共に目的、目標を練り上げる。

 

 x年後の状態目標を共にイメージし、それを常に、何かあるたび(会社イベント等)に確認し、実現に向けて取組み続ける。練り上げたゴールイメージを共に語りあい、メンバーひとりひとりのモノにする。

 コンフリクトを恐れずお互いの意見を、お客様、パートナー、社員を問わず、相手のためにと考えて言い合える柔らかいが、真摯な組織風土を作る。

 

 「対案なきは賛成とみなす」

  

 これはIBMの有名なセッションルールのひとつでもある。会議で意見のない参加者はいらない。

 

 誰かの意見に対しては、自分の中でのYesNoを常にはっきりと持つ。その意見がいいと考えるならなぜそれがいいと思うのか、ダメならその意見のどこがダメで、これが重要だが、どう改善すべきなのか。その場に座って状況を見守るだけの参加者は不要だ。問われなくても、問われたときに自分の意見を発言できること、決議の時に、自分と意見が異なって受け入れ難ければ、納得できるまで確認すること。

 

 もちろん言いたいことを言うのではなく、言うべきことを互いが語る場づくりが重要だ。

 

 時間は有限であり、会議が1時間なら1時間の中で決議しなければならないこともたくさんある。議論すべきことに時間を使い、瞬時に判断できるものは、すぐに決断して前に進める。会議等ではその場の議長なり、ファシリテーターなりがコントロールできるよう、組織のリーダーが一段上から俯瞰的に見て、使うべきところに時間を使えるよう、場の進行を制御することが大事だ。

 

 対峙する相手を、お互いをプロとしてレスペクトし、共に高めあう。互いに感謝し、賞賛し続ける。正しく頑張ることを共に応援する。相手が今のレベルで乗り越えられないことは、積極的サポートする。新人や後輩の経験のないことは、先にいるものができるようになるように導く。

 

 ただ言葉で説明するのではなく、ともにチームで仕事をする中でお互いを磨き続ける。先輩は後輩に磨かれ、リーダーは部下にもまれる。もまれること、向き合うことによって人は大きく成長する。

  

 チームがビルドできたら、目の前の事象を常に肯定し、前向きに、能動的に、全力で取り組む。

 

 目の前の事象に良い悪いはない。

 

 事象に対する意味づけは常に自分自身で行っているし、誰かが意味づけることはあり得ない。自分の感情と思考、イメージを常に監視し、ネガティブに流されることなくポジティブに流されよ。習慣を自ら作り出すことの力を利用せよ。

 

 嫌悪感が生まれたら、それはなぜか、自分の中にその気持ちが生まれる原因を見つめる。

 

 目の前の事象と向き合うことにつらさを感じているからなのか。過去長い間、自分が大切にして生きた価値観に対してそこに留まる事のここちよさゆえの防御ではないか。乗り越えるべき壁の高さを、必要以上に自分自身の見方で必要以上に高くしていないか。変化に対しての恐れから言い訳をしているのではないか。

 

 自分の価値観をさらにはっきりと、尖らせていくための課題なのか。その事象を反面教師として、自分が襟を正すためのプラクティスなのか。

 

 いずれにしても、それは必要だからそこにある。流されず向き合って考える。

 

目指すべきもの:Missionを定義し、Visionを創り、それに基づく運営をする。

「考え方がなぜ大事か」第3回。

 

 今回は事業のミッションやビジョンといった若干青臭いテーマについて書いてみたい。自分的にはこういう抽象度の高い理念を持って仕事をやることこそが、「はたらく」ことの本質的な意味だと考えている。ただ生きるための日銭を稼ぐために1日の3分の1以上の時間を投下するには人生は短すぎる。

 

Mission、Visionの重要性

 企業は事業には、行動原理やDNAがあるだけでは不足である。行動原理、DNAというのはそこで活動するための基本原則やルール的なものであり、自分たちの社会に対する存在意義(Mission)、そして向かうべき方向性を示す理念やビジョン(Vision)が必要だ。

 

 とはいえ、ビジョンやミッションといった抽象的な概念にこだわることは意見が割れるところかもしれない。これについて、自分なりの見解を示したい。

 

 企業の存在理由は、あくまでも利益の追求であり、慈善事業をやっているのではないと。それはそれで理解できるが、果たしてその利益が達成された先には何が残るのか。事業スタートして当座は、明日の主義主張より、明日のパンが大事ということになるかもしれない。しかし、その先の夢があるから、苦しい環境にも耐えられるのではないか。

 

 事業の成長目標は通例、PLの金額ベースで示されることが多いが、それがすべてではない。社会価値を生み出す、社会をよりよい状態にするために自分たちが何ができるのか、だれの役に立つのか。そのあり姿、状態として目標にするのはどんな状態なのか。

 

上位概念を大切にする効果

 これまで多くの企業経営者、管理者にお会いしたが、このことを理解して事業を運営をされている方とそうでない方はわかりやすく事業展開の結果に比例していた。事業を大きく成長させることができる人には共通して、社会や、市場、顧客、自社の社員やビジネスパートナーに対して発信できる明確な事業の大義や存在意義がある。

 

 短期的には目先の収益優先でハンドルしたとしても、それが目的化してくると、もはや人も、顧客もついてこなくなる。アーリーステージから規模拡大へと舵を切っていくベンチャーにおいてよく見られる光景である。最初は会社を大きくして、新しい価値を生み出すことに邁進していたアントレプレナーも、資本家への説明責任、自分のポジションや収入の維持向上、企業の中で既得権益化していく発言権や執行権限ゆえの居心地の良さ等、自分の立ち位置や権益について執着すべき要素が多くなればなるほど、正しいジャッジができなくなってくる。

 

 こうした企業内部や外部の環境要因や変化に対処しながらも、事業スタートした大義を失わず、独自の考え方を貫いて経営をされている方の事業は、結果的にスケールアップする。

 

 なぜなら市場やお客様に対しての存在意義や、提供価値が明確なので自然と多くのお客様、すなわちファンを増やすことにつながっているからだ。目先の目標予算ももちろん事業の伸長には大事なことだが、それに終始するようでは、中長期的な経営はおぼつかない。人が生きるということには、金も必要だが、それ以上に夢や期待も必要だ。

 

 このような思考、行動のアプローチも「考え方が大事」という部分につながっている。本当に大切なことを見極め、こだわり、自分の人生を生き抜きたい。

私のDNA:ECST Way

「考え方がなぜ大事か。」の第2回。

 今回は自分を育てていただいた企業のDNAについて取り上げたい。

 

 企業に埋め込まれたDNA。先人や仲間が作り上げた文化、組織風土は、個人の職業観や人生観に大きく影響を与える。自分の意図とは関係なしに、組織の色に少なからず染まっていく。

 

 そしてそれは自分自身の選択の結果だ。

 

 誰かの意志ではたらくことはない。はらたけといわれたから、どこにも行くところがなくなったから、いろいろ理由はあれども、人生のある時期を過ぎたら自分のことは自分で決めるもの。誰かのせいにして状況が改善することはない。

 

 どうせやるなら、積極的に、前向きに。世界はいつも頑張る人に見方する。

 

 私自身が自ら選んだ会社のDNA。会社を大きくしていくこと、自分たちのサービスを作り上げること。10年という時間を投資して得たものはやはり大きかった。たくさんの仲間、たくさんのお客様。そして自分がこうだと思い行動できるよりどころとなる考え方。

 

 今回は私の「考え方」のベースにある大事な3つのDNAについて取り上げたい。

 

真摯さ
 お客様以上に、お客様のことを考え、お客様のビジネスを成功に導く。
 自分たちのビジョン、目指すものを正しいと信じ続け行動すること。3Win。近江商人よろしく顧客のWin、社員のWin、事業のWinを考え、実行する。リーダーは、相手が誰であれ、組織やモノゴト(サービスやプロセス)をよくするために必要だと考えることであれば、信念をもって伝える。相手の意見も組み入れ、尊重し、正しい判断ができたら、実現に向けて素早く行動する。

 ドラッカーもリーダーに必要な資質として「真摯さ(Integrity)」を取り上げている。

 

熱量
 リーダーは仕事に熱意をもって、だれよりも考え、行動する。

 背中で模範を示し続ける。だから部下も懸命になる。相手の懐に踏み込む。ともに共感しあえる本当の仲間のみが残る。

 会社を離れたとしても、仲間の関係性はかわらない。本気でやるからこそ、本当の面白さがある。だから熱量を込めてやる。自分たちの本気が、お客様の心を動かす。

 一体となったプロジェクトチームは、必ず大きな成果を残して成功してきた。

 

チームビルディング
 連携、盛り上がり、他責NG。スマート、ボラシャス、プロフェッショナル。
 一人で成果を出すのではなく、つながりを大事にする。チームでともに考え切磋琢磨し、共に成長する。だからこそ一人ひとりがプロフェッショナリズムを発揮し、自分の役割を200%果たすことでチームの力を最大化する。
 若さゆえの能力のなさは、若い人たちが多い会社だからこその努力で補ってきた。ボラシャス(貪欲)に取り組む。

 

 ひとりひとりの仲間がチームとなり、高い熱量で、真摯に「お客様のために」という姿勢で仕事をする。人によって、合う、合わないははっきりしていたと思うが、目の前の課題を逃げずにやり遂げることで、飛躍的に成長できた仲間が多かったのではないだろうか。

 

 少なくとも私自身は、この10年で大きく成長できたと確信している。

人生で一番大事なこと

 今年初の投稿。すでに2月になってはいるが、継続は力なり。

 中断をも肯定的にとらえ今日からまた再開してみる。 

 

人生で一番大事なことは「考え方」である。

「人生で一番大事なことは「考え方」である。」と言い切りたい。

 

 この言葉は、社会人になったとき最初の会社の社長に教えていただいたこと。

この年になってようやく自分の言葉で語れるようになった。社長のご自宅に呼んでいただいて、大きな本棚と大量の本を見て驚いたことがある。常に成長するためには、学び続けることが必要だ。

 

 2社目に転職したITコンサルティング会社。

 コンサルティング事業部の上司に教えていただいたことは、

 

 「お前の提案で、企業が傾き、経営者が首を吊ることもある。だから命がけでこの仕事はやらなければならない。」

 

 それまでも手抜きで仕事をやったことはなかったが、仕事に対する本気度が大きく違ってきた。

 

 そして3社目の人材サービス業での組織・業務領域のアウトソーシングコンサルタントベンチャーで、若く、そして大きな夢があった。

 

 「自分たちの力で、社会を1㎝でも前に進めたい。お客様のビジネスを成功に導くことを通じて、自分たちも大きく成長する。」

 

 当時の副社長のこの思いに強く共感した。

 

 「考え方」がなぜ大事か。このタイミングで自分のことばで整理しておきたい。 

 

 業務・組織・IT各領域のビジネス・コンサルティングスキル、新規事業やプロジェクト立上げ経験を自分の仕事の強みとしてきた。新規事業は「前例がない、だからやる」の世界。前例がないから、たくさんのInputを通じて、自らの頭で考え、行動し、考えの正しらしさ検証することが大事だ。

 

 だから自身の経験も踏まえ、この際、少し突っ込んで考えてみたい。そして、これまで多くの支えていただいた人たち、関わった人たちに感謝の意味を込めて、自分が理解したことを整理しOutputしてみたい.。

 

 

「考え方」はなぜ大事か。

 

 「考え方」こそがその人のすべてである。

 

 何を考えるのもその人の自由、何に取り組むかも自由。発想するのも自分だし、縛っているのも自分。認識やモノの見方の「光の当て方」を変えることで、マイナスにも、プラスにも作用する。状況は常にニュートラル。いいことも、嫌なこともない。そう決めているのは、自分自身だ。

 

 「我考えるゆえに我あり」(※デカルトの言葉)

 

 まずこの立脚点に立つことが大事だ。

 

 世界は自分が創り出すもの。

 

 「考える」ことの本質、つまり「我考えるゆえに我あり」、そして世界は自分の意味づけによって解釈されていることを理解できれば、生きぬくことは、相当楽しくうまくやれる。

 

To be continued...